旅行の割り勘を少ない回数で精算する方法|立て替えが多いときの計算のしかた

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旅行の割り勘は、費用ごとに精算せず、全部の費用を足してから「1人ずつの差し引き」を出すと、受け渡しの回数がぐっと減ります。費用ごとに「Aさんに◯円、Bさんに◯円」と払っていくと、4人旅行でも10回以上のやりとりになりますが、差し引きでまとめれば3回ほどで終わります。ここでは、その計算を4人の例で手順どおりに説明します。

例:4人で1泊2日の旅行

費用 金額 払った人
新幹線(4人分) 120,000円 A
ホテル(4人分) 48,000円 B
夕食 16,000円 C
タクシー 4,000円 D
合計 188,000円

費用ごとに精算すると

新幹線はAに、ホテルはBに、夕食はCに、タクシーはDに、それぞれほかの3人が払う形にすると、4つの費用×3人で12回の受け渡しになります。お互いに払い合う所も出てきて、何がいくらだったか分からなくなりがちです。

少ない回数で終わらせる手順

手順1:1人あたりの額を出す

合計を人数で割ります。

188,000円÷4人=47,000円

全員が最後に47,000円ずつ負担していれば公平です。

手順2:1人ずつの差し引きを出す

「払った額 − 1人あたりの額」を出します。プラスの人は受け取る側、マイナスの人は払う側です。

人 払った額 差し引き
A 120,000円 +73,000円(受け取る)
B 48,000円 +1,000円(受け取る)
C 16,000円 −31,000円(払う)
D 4,000円 −43,000円(払う)

差し引きを全部足すと0になります。0にならないときは、どこかの計算がまちがっています。

手順3:払う人から受け取る人へ、大きい額から当てる

マイナスの大きい人から、プラスの大きい人へ払っていきます。

  1. D → A 43,000円(Dは0に。Aの受け取りは残り30,000円)
  2. C → A 30,000円(Aは0に。Cの払いは残り1,000円)
  3. C → B 1,000円(CもBも0に)

これで3回で終わりました。人数が4人なら、受け渡しは多くても3回(人数−1回)で終わります。

さらに回数を減らせることがある

差し引きの中に、ちょうど打ち消し合う組があると、もっと少なくできます。たとえば「+5,000円の人」と「−5,000円の人」がいれば、その2人だけで1回で終わり、残りの人で別に精算できます。人数が多いときは、こうした組を先に探すと回数が減ります。

一部の人だけの費用があるとき

おみやげ、うちわの材料、1人だけ乗ったタクシーのように、全員の分でない費用は、その費用だけ、関係する人の数で割ります。

例:Aが払ったうちわの材料2,200円が、AとCの分だった場合

ほかの費用の差し引きと足し合わせてから、手順3を行います。費用ごとに「誰の分か」を書いておけば、あとで迷いません。

端数の決め方

3人で10,000円のように割り切れないときは、1円単位の端数が出ます。決め方は3つあります。

どれでもかまいませんが、旅の前に決めておくと、あとでもめません。

もめないための3つの決まり

  1. 立て替えたら、その場で記録する:何に・いくら・誰が払ったか・誰の分かを、スマホのメモか共有の表に書きます。レシートの写真も残します。
  2. 精算は1回にまとめる:旅の最後か、帰ってから1回だけ精算します。途中で小さく精算すると、どこまで済んだか分からなくなります。
  3. 結果を全員に見せる:差し引きと受け渡しの一覧を全員で見て、合っているか確かめてから払います。

計算を自動で出す

ライブ遠征のしおりをつくるでは、一緒に行く人と、費用ごとの「何に・金額・払った人・誰の分か」を入れると、合計と1人あたりの額、誰が誰にいくら渡せばいいかを出します。差し引きが打ち消し合う組を探したうえで、受け渡しの回数が一番少ない組み合わせを選び、1円単位の端数は払った人が持つ決め方です。交通・宿・予定と一緒に1枚のしおりにまとまるので、スマホ用の画像にして全員に送れば、そのまま精算の確認に使えます。遠征の費用の見積もり方はライブ遠征の費用はいくら?にまとめました。

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